GODZILLA King of the Monsters;ムービーモンスターシリーズレビュー
5月31日に公開されるハリウッド・レジェンダリー版ゴジラシリーズ第2部『ゴジラ ~キング・オブ・モンスターズ』。それのフィギュア…ムービーモンスターシリーズが早くも発売されました。
メインで登場するゴジラ・キングギドラ・ラドン・モスラ(成虫)の4体です。ちなみに、可動するのはゴジラだけで、他は一切動く所はありません。
ではサッとレビューしていきますね。
まずは主役の怪獣王、ゴジラから。
全身。今回は熱線verになっていて、眼・背鰭が青く塗装されています。他には牙が乳白色で、それ以外は成型色の黒です。
頭部。口は牙以外は無塗装です。
初代ゴジラの背鰭になり、前作のギャレゴジよりも複雑な形状の背鰭も綺麗に再現されています。
前作のギャレゴジと比べてみました。ムビモンを持ってないので、それの縮小版のミニフィギュアと。
皮膚の形状や顔立ちなど、全体的にディテールアップされているのが分かります。
次はアメリカの可動フィギュア、ネカのギャレゴジとの対比。
ネカはムビモンより高価ですが、今回のドハゴジはそれと比べても遜色無い出来だと思います。
全身。首、翼の一部分、足の爪が白っぽく塗装されています。
頭部。瞳が金色、牙が白。それ以外は成型色です。
翼。肋骨が伸びて翼の一部になっています。
脚。獣脚です。
尻尾。トゲだらけ。
他の方もやっていましたが、予告編の1シーンをギャレゴジのミニソフビで再現。こちらの方が実際の比率に近いです。
このキングギドラ、首の後ろのトゲが省略されていたり、脚が太くやや短足気味なところなど劇中とは違う部分もありますが、全体としてはとても良くできていると思います。
特に顔はかなりかっこいいですね❗
続いてはモスラ。今回立体化されているのは成虫です。
全身。羽根の塗装は裏側は一部省略されています。
頭部。劇中とは違って触角がくっついており、ツルンとしているのでアイアンマンっぽいです。口元もどうなっているのかよく分かりません。
発売前、見本画像を見た時はどうしてこんな造型(くっついた触角や腕など)にしたんだろうと思いましたが、実物を見てその理由が分かりました。かなり小さいんです。SOSモスラのムビモンと比べるとこのとおり…これでは細かく再現するのは、この価格帯では無理でしょうね。大きさを考えると、むしろ良くできている方ではないかと。
最後はラドン。固まりかけた溶岩のような鱗のような皮膚に、常に燃えて炎が出ている翼が印象的な新生ラドン。
全身。
頭部。
…どうしてこうなった。身体の各パーツごとに見ればかっこいいのに、全体で見るとバランスが崩れてしまっている。直立させたのが間違いだったのでは…恐らく、このFWラドンのような感じを目指したんでしょうが、あれは着ぐるみだからこそ直立しても違和感が無いのであって。
過去のVS版ラドンのムビモンのような飛行と直立の中間か、やや前傾姿勢にするか、いっそ飛行姿勢を取らせた方がよほどかっこ良かっただろうに。
他が完成度が高いだけに、ラドンの残念さが際立ってしまう。翼の模様などは良く再現できていると思うのですが…個人的にはややガッカリなラドンです。
今回はムビモン本体もですが、タグがかなりかっこいいです。
まずはゴジラ。
モスラ。
ラドン。
ネタバレになるからか、怪獣の説明やデータは無かったです。
今回は映画公開よりもずいぶん早く、立体物を手に入れられました。嬉しいですね~。彼らの活躍がとても楽しみです!