ゴジラ 2002;S.H.MonsterArts レビュー
砕け散るまで戦え!
ゴジラ×メカゴジラに登場するゴジラ。機龍という名のメカゴジラと戦う事から機龍ゴジとも、主人公が釈由美子である事から釈ゴジとも呼ばれるゴジラですね。彼のモンアツをレビューしていきます。
全身。
ここからは各部位のアップ。
顔~首。鋭く睨みつける目つきがかっこいいですね。顎の可動域は広いのですが、開けすぎると顎が外れたようになってしまいます。控えめに軽く開ける方がかっこいいです。尖った耳があり、首には飾りのヒダがあります。
頭は上を向き、劇中の天を仰いで吠える姿を再現できます。下へは向けません。下を向かせたい時は腰を動かします。
左右へも可動します。
腕~手。肘はほとんど動きませんが肩は大きく開き、肩も手首も360°動きます。
胸からお腹にかけて。腰は屈伸・回旋ができます。
足。股関節は開閉、回旋。足首もそこそこ動きます。膝はあまり動きません。
3列の背鰭。白く、先が尖っていて炎のようです。
尻尾。保持力と可動のバランスが取れています。途中でへたって落ちてくるような事はありません。尻尾の長さは平均的かな。
この機龍ゴジは、シン・ゴジラやアニメ版ゴジラのような、これまでとの違いが一目で分かるような際立った特徴は無いものの、黒い体色に白く程良い大きさの背鰭等、馴染みやすいオーソドックスなゴジラだと思います。
同じオーソドックスタイプのvsゴジラ(デスゴジ黒色版)と並べてみました。
機龍ゴジの方はやや細身でシャープなシルエット、vsゴジラの方は筋肉質でずんぐりしている印象です。
初代ゴジラと。対戦相手の機龍は初ゴジの骨が組み込まれています。機龍ゴジは、この骨を求めて現れます。劇中では語られてませんが、機龍ゴジは初代と親子という設定があるそうですね。でもあまり似てない…
対戦相手の機龍と。大きさはほぼ同じ。ゴジラはただ同族(親)に会いにいっただけなのに、変わり果てた姿の同族から攻撃されるとは思わなかったでしょうね。
ではここからアクション!
咆哮!
泳ぐゴジラ。
ここは通さん!
退屈だな~…
やぁ♪
父さん!会いたかったよ~!!
父さん!?なんでそんな姿に!!
ポスターや、劇中のタイトル直前の『大きく上を向いて吠える』ポーズができるのが最大の特徴ですね。ここは印象的なシーンですし。首・肩・手首・股関節・足首・尻尾はよく動きます。反対に腰・肘・膝は可動範囲が狭く、また部位によってはポロリと取れてしまいます。私のは首と左腕が特に取れやすいです。これはもうモンアツの特徴とも言えますが…。個体差もあるので、全く外れずストレス無く遊べる個体もあると思います。瞳の塗装が綺麗なのに当たったのでそれは良かったです。フィギュアは顔が命ですし。
細かい不満点はありますが、買って良かったと思ってます。好きなゴジラの1つなんですよ、この子。モンアツで出てくれて良かったです。